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チューバの質問箱
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噛み合わせ 投稿者:くらは 投稿日:2008/05/07(Wed) 20:23 No.12094  
最近チューバを吹いた後に、
噛み合わせがずれます。
すごく痛くて、
コレが原因で顔が神経痛になりました。
心配になったので、
顧問の先生に相談したところ、
『当てすぎが原因だが、心配ない』
といわれました。
校医の先生は、
『あんまりひどかったら病院(口腔外科)に行ったほうがいい』
とおっしゃりました。
以前にも、
何度かこういうことがあって、
すぐに直ったので気に留めなかったのですが、
最近のやつはすごく痛くてなかなか戻りません。
病院に行ったほうがよいのでしょうか?
また、
ずれないためになんか意識する事はあるのでしょうか?


Re: 噛み合わせ でんご - 2008/05/08(Thu) 20:45 No.12098  

病院(口腔外科)へ行きなさい。


無題 投稿者:けん 投稿日:2008/05/08(Thu) 07:14 No.12097  
なんか最近、全然チューバが安定しないんです。

普通に曲などを吹いていても、
常に自分の最高の音を、しっかり刻む事が出来ません。

ロングトーンなどや、リップスラーも
全部中途半端になってしまいます。

どんな練習をすれば解消できますか?


ぉ初です。 投稿者:sTs 投稿日:2008/05/06(Tue) 18:02 No.12089  
こんにちわ!!

チューバ暦E年目?の中Aですッ。

B♭のピストン→S管ピストン→B♭のロータリー→S管ピストン

で今わS管ピストン担当です♪


ここの人達ってみなさん素直に意見を書いていて

なんだかとてもイイですネ☆


・・・でっ!!質問なんですが・・・

合奏の時『音小さくしてっ』って注意されるんですが・・・

自分の中では精一杯小さい音なんです・・・


そこでっ!!(笑)

小さい音を出すコツ☆あれば教えてさいッ!!


Re: ぉ初です。 Trinidad - 2008/05/06(Tue) 21:00 No.12090  

小さい音を要求されるときはどんなときですか?
マーチとかの頭打ち?
それとも、曲の中間部で、金管はほとんどお休みだけど、
Tubaは木管と一緒に、歌うとき?
小さい音って、一言ではいえないけど、よく考えられるのは、
タンギングが荒いというか、他の楽器が「ラー」って
歌っている最中に、Tubaは「ボッ・ォ〜」って
頭でっかちだったりする時だと思いますがどうでしょう?
ちょっと周りの音を聞いてみましょう。
何か違うところがわかれば、
それを解決していけばいい気がします。
それでは


Re: ぉ初です。 sTs - 2008/05/07(Wed) 20:17 No.12093  

よくあるのは、Trinidadさんの言うとぉり

中間部の歌う時です。

伸ばしで音を小さくするのは結構できるんですが、

四分音符を短めに っていうところがなかなかできないんです

自分は音をハッキリさせるためにあまり音を伸ばさず

どっちかって言うとはねる気持ちがあって・・・

いつも結構はね気味なんでそれで小さくするのは・・・

なんだか難しいんです(泣)

・・・なんか変な文ですいません(汗)

タンギングが荒い・・・??

タンギングのコツ☆ってありますか??

教えてさいっ!!


Re: ぉ初です。  - 2008/05/07(Wed) 21:03 No.12095  

俺はいつも中間部でのばしているときは、意図的にタンギングしませんよ。その方がしっくりくるので。吹いてる場所の感じでタンギングしないのもありだと思います。


Re: ぉ初です。 Trinidad - 2008/05/07(Wed) 23:11 No.12096  

いくつか・・・
タンギングが上手くないので、コツは?です。
見たところ要求されているのはPizz?
はね気味というのは、ちょい当てするイメージですか?
実は同じ音、または同じ動きをしている楽器はありますか?
もう少し、何を要求されているんだろう?って、
観察してみるのも一つの手かと思います。
(Tubaの音をハッキリさせる必要がないときやら、
ちょっと伸ばし気味というか下支えが欲しいときもあります)
苦手な音、出しにくい音、ちょっと遅れたりする音がありますか?
良い音もあると思いますので、それがどの音でも
出来るようにするというのも一つの手かと
それでは


追いつかない 投稿者:けん 投稿日:2008/04/29(Tue) 13:10 No.12055  
こんにちは
高校でチューバ吹いてます。

低音で16分音符などの速いパッセージなどがあるとき、
指は余裕なんですけど、口が追いつきません。

ゆっくり地道に練習しかないですか?
それともこんな吹き方がやりやすいってのありますか?


Re: 追いつかない  - 2008/04/29(Tue) 14:13 No.12057  

そうですねぇ・・・、マウスピースでタンギングの練習を家でもやったりしていく地道な方法のほうが伸びますよ。


Re: 追いつかない けん - 2008/04/29(Tue) 18:43 No.12060  

吹くときって、たとえば5つ16分音符があったとしたら、
5回タンギングするんですか?
それともスラーで吹くんですか?


Re: 追いつかない 白くまおじさん - 2008/04/30(Wed) 21:00 No.12061  

タンギングって何ですか?「発音のきっかけ」ですよね。
つまり音の出始めは全てタンギングしますよね。
なぜスラーって発想が生まれるのでしょうか?

この質問を先輩や先生にしましたか?身近な人との
コミュニケーションは大切ですよ。
合奏そのものがコミュニケーションなのですから。


Re: 追いつかない でんご - 2008/05/03(Sat) 16:38 No.12079  

No.12061の一部に。
> つまり音の出始めは全てタンギングしますよね。
とは限らない。

No.12060について
いろいろ。タンギングするときもスラーのときも。
それから「スラー=タンギングしない」ではないからね。


Re: 追いつかない み〜こ - 2008/05/03(Sat) 22:29 No.12082  

でんごさんへ
わたしは音の出始めの全てでタンギングをしていますが、何か
間違っているのでしょうか?曲の表現や雰囲気でタンギングの
強さなんかは変えていますが、アインザッツを合わせるために
タンギングは必要だと思います。つまりタンギングをしないと
思った瞬間に音が出ない時があります。習っているプロの先生
には「タンギングをせずに音を出す表現があるけど、唇が
出来ていないから音の出始めを合わせるために今は必ず
タンギングしなさい」と教わりました。
けんさんの質問を普通に読むと「普通タンギングするよね。
テヌートとかマルカート、スタカートなら分かるけど何で
スラーで吹くの?」ってなると思いますが?。


Re: 追いつかない でんご - 2008/05/04(Sun) 09:04 No.12084  

>唇が出来ていないから音の出始めを合わせるために今は
と、教わったんですよね。それでいいです。唇が出来たら、
いろいろな表現が広がるでしょう。

>けんさんの質問を普通に読むと
白くまおじさんも、み〜こさんも。
「同じ音が続く」と決め付けていない?音が変るなら、タン
ギングする場合と、しない場合があるでしょ。
今回の件は、けんさんに確認しないとその辺りがはっきりし
ていないけど。


Re: 追いつかない けん - 2008/05/04(Sun) 11:18 No.12086  

すいません説明不足だったみたいです。

違う音で5つ順番に降りるんですけど、
どのように吹けばよろしいのでしょうか。


Re: 追いつかない  - 2008/05/04(Sun) 20:04 No.12087  

五つの音って今年の課題曲にででくる様なスラーで書いてあるやつですか?


Re: 追いつかない けん - 2008/05/07(Wed) 06:25 No.12091  

楽譜は違うんですけど、形は同じです。

ただ、スラーはついていないです


Re: 追いつかない  - 2008/05/07(Wed) 20:09 No.12092  

だったらタンギングするべきだと思いますよ。いざとなったらダブルでもいいと思いますし。


ほっぺた 投稿者:テューバ人 投稿日:2008/05/01(Thu) 18:44 No.12062  
こんにちは〜。
今日はほっぺたについて質問させていただきます。
最近マーチを吹いていまして、ほっぺたが膨らむと遅れるからと先生に前から言われてるんですけど、
ふくらまさないようにしっかり固定して吹いても、フォルテで吹いたりするときとか、膨らんでしまうんです。
そして、前から思ってたんですけど、ほっぺたをふくらまさないように口の両端を止めておくと、口の中が狭くなって深い音が出せないような気がするんですよ。プロはほっぺた膨らまなせないで深い音をだしてるから、自分の考えの何かが間違ってるとおもうんですけど、何が違うのかアドバイスをお願いします。


Re: ほっぺた でんご - 2008/05/03(Sat) 16:35 No.12078  

膨らんでもいいですよ。
無理に固定しようとする方が間違い。
プロでも膨らむ人いるし。


Re: ほっぺた み〜こ - 2008/05/03(Sat) 22:55 No.12083  

tubaccaさんが下の書き込みで書いてますので参考にして
みましょう。私の習っているプロの先生も膨らんでいません。
「膨らみ方にもよるが中高生で膨らんでいる生徒のほとんどは
無理に大きな音を出そうとしているから膨らんでしまう。
無理に吹いてはいけない。
正しいロングトーンで音作りをしてあらゆる音のコントロール
が出来るようになれば膨らまなくなる」と教わりました。
私も膨らみません。


Re: ほっぺた でんご - 2008/05/04(Sun) 09:14 No.12085  

文章だけで伝えるのは難しいですな。
「無理に吹いてはいけない。」は正解。

tubacca氏の書き込みから該当部分を引用させていただく。

基礎ができていない方が、無理に息を吹き込もうとして
必要以上に口の中に息を送りこんでいるせいでほっぺた
がふくらむのは良くないでしょう。

そういうことです。
み〜こさんがプロの先生に習っている内容には、誰にで
も当てはまること、初心者向けのこと、み〜こさん個人
向けのアドバイスと、大きく分けても3種類はあると思
います。その区別なしに全てを「一般向け」として思い
込まない方がよいです。


Re: ほっぺた テューバ人 - 2008/05/05(Mon) 23:42 No.12088  

遅れてすみません。でんごさん、み〜こさん、ありがとうございます(^^

自分は、そうですね。そういえば、フォルテッシモで吹きたいところなんか息をおもいっきり本気で送ってます。
あ、でも、ただ大きいきたない割れたような音ではなくて、
遠くに響くように太い、やわらかめの音で吹こうと意識はしてます。
ただ息を本気で送っても、管の中に入っていかないですよね。多分。
では、フォルテッシモでテンポ四分音符=120〜くらいの
きざみを吹くには、どういう練習をしたら良いでしょうか。

まとめて、音量の幅(ダイナミクス)を広げるにはどういった練習が必要でしょうか。
お願いします。


基本原則 投稿者:tubacca 投稿日:2008/05/01(Thu) 20:59 No.12063  
以前に書いたものをまとめて切り貼りしますので「ご参考」まで。

基本原則

まず、楽器を演奏することについて、私なりに思っている基本原則をいくつか書きます。
・「音」とは「振動」である。(「高い」音は「速い」振動。「大きい」音は「振幅の広い」
 振動。)だから、振動を阻害する ような体や楽器の使い方はしない。
・「Tubaで音楽を演奏する」ということは、脳の中にある音楽(目で楽譜を見て、頭の中
 で思いついて、耳で聞いて)を脳からの指令で体が反応し、肺の中から送り出された空
 気が唇を振動させ、その振動が楽器と体に響いて増幅され、音となって聴衆に届くこと。
・楽器A(Tuba+マウスピース)と楽器B(演奏者の体)のセットで一つの楽器。
・楽器・マウスピースに音楽は宿らない。音楽は演奏者の脳味噌の中。
 (Tuba is stupid! Tuba has no music!by Roger Bobo)
・空気の流れの抵抗点は唇だけ。不自然な体の使い方は、不自然な響きを生む。(風船に
 ストローがついて、その先にリードがついたおもちゃを想像してください。大きい音を
 出そうとして風船を押したり、音を伸ばそうと風船をひっぱたりしたらどうなるか)
・タンギングは空気の流れを止める行為。「振動」を作るのは、空気の流れ。
・私たちのやっているのは、西洋の音楽であり楽器。体の使いかたも、息を止めて力を入
 れる相撲や、空手ではなく、しなやかに連続する動作の、野球やダンスのように。
・音楽の基本は「歌」。心も体も楽器も「歌っている」状態を。
 「Do you like KARAOKE ?」(from R.Bobo) 

演奏・及び練習を車の運転にたとえてみましょう。
人が車を運転してるときに、エンジンルームの中で何が起こっているかを考え・観察する
必要はありません。運転中にいちいちボンネットを開けてられませんよね。
これと同じように、演奏中に自分の体に何が起こっているのかを観察しようとすることは、
相反する2つの神経の流れを同時に行うことですから、体に不必要な混乱をもたらします。
演奏をするときは、頭の中にある音楽をイメージし、それが運動神経を通し無意識に筋肉
に伝わるようになっていればよいのです。
しかし、車が自分の意志と違う動きをするときは、運転をやめて原因を突き止めなければ、
早晩事故を起こすでしょう。問題のありそうな部分を分解・整備しその部分が正常に作動
するか確認をし、全体とのバランスを調整してはじめて運転ができますよね。
これと同じように演奏で問題があったなら、楽器を演奏する際に絡む複数の要素について
「因数分解」を試み、問題のある部分を修正し、そして問題が解決される感触を掴んだら、
(知覚神経の流れ)いったんそれは忘れて、音楽に集中して楽器を演奏する(運動神経の
流れ)ようにした方がよい結果を生むと思います。

「Sing、Buzz & Play」ます歌う。次にバズィングする。そしてそのまま演奏する。今年
の北海道キャンプでの、インディアナ大学教授Dan Perantoniさんの言葉です。
「もし自分の演奏に問題があると思った時、まず吹くのをやめなさい。深呼吸してから
自分に尋ねてみるのです。 ー何が起きたのか。ーどこで起きたのか。ーどうして起きた
のか。ーどうやって直すのか」Mastering the TubaでのRoger Boboの言葉です。
私はどちらも正しいと思います。


「大きな音」について tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:00 No.12064  

大きな音について
佼成ウインドオーケストラの小倉さんは、「大きな音」についてこのように述べています。
「大きな音を出そうとすると力んでしまう人が多いのですが、絶対に力まないで下さい。
野球でホームランを打つ人はとてもリラックスして打っています。それと同じで、力んで
しまうと音色が固く、響きが無くてうるさい音になってしまいます。まずリラックスして
たっぷり息を取り、身体を固くしないで音を出して下さい。また、いくらいっぱい息を入
れてもその息が唇の震動にならなければ音も大きくなりません。ロングトーンをする時に
使っている息が全部震動→音になるように気をつけて下さい。」 ttp://www.tkwo.jp/
 で、ここからは私の意見です。(小倉さんのレクチャー・レッスンからの引用も含む)
風船にストローがついて、その先にリードをつけて音を出すおもちゃを想像してください。
大きい音を出そうと風船を押したり、音を伸ばそうと風船をひっぱたりしたらどうなるか。
それまで安定して出ていた音が不自然になります。ですから、音を大きくしようとして
息のスピードを上げようとするのは間違いだと言うことがおわかりになるでしょう。
 これをTubaを吹くということに当てはめれば、楽器(ストロー)と自分の肺(風船)
をいちいち取り替えるわけにいきませんから、音の高低・大小はリードの部分つまり唇で
調整することになります。

何度も書きますが「音」とは「振動」です。
「高い」音は単位時間あたりの振動数が多く、「大きい」音は振幅が広い振動です。
音を大きくするのは、振動数を保ちながら息を「Wide」に使うイメージで足りるのです。
(サム・ピラフィアンさんと九州交響楽団の鈴木浩二さんの二人から教えてもらいました)
ただし、人の唇の幅には限界がありますので、逆に言えばより唇の狭い範囲を使って同じ
音量を出せる、「効率のいい振動」を作れる人ほど大きな音が作れるわけです。

ですから「大きな音」を目指すためにはより少ない力で唇が振動できるようにすること、
つまり小さな音での訓練が必要です。

中音域の音を、ノータンギングでスタートできるように、吸った息を止めずに返して音を
出す練習をしてみてください。
ノータンギングで音が出せるようになったら、少しづつ音量を小さくしてみてください。
こうすることで、もっとも効率的なアンブシェアの感覚が見つけられると思います。

次に楽に出せる中音域の音を出して、一番いい響きがするポイントを見つけてください。
同じ息のパワーで楽器がいちばん振動しているところを見つけてください。
(口の中の空き具合、上下の歯の間隔、姿勢、等々)
その状態を保って、音量を大きく・小さく、音域を上・下に広げるよう練習してください。

「空気をたっぷりとれる姿勢」については、こんなやり方を試してみて下さい。
@:リラックスして立つ(足は肩幅程度に開き、膝はバネを利かせて軽く曲げる。)
A:肩を上げ、肩胛骨を中央に寄せる。
B:脱力して肩をそのままストンと落とす。
C:背筋を伸ばしたまま座り。肩と肘の関節をフリーな感じにして楽器を支える。
 また、下で書きますがVoldyne 5000を使って、
@:立ってVoldyne 5000を使って息を吸う。
A:座って楽器を構えた姿勢でVoldyne 5000を使って息を吸う。
B:@とAで息の吸える量に差があったら、腰を中心にして背中の角度を調整し、立った
  ときと同じ量の息の吸えるポジションを見つける。
このポジションで吹くと非常に楽に楽器が響くようになると思います。
 
私の経験をお話しします。
 私は、「雄勝ブラスウィーク2001」に参加し、仙台フィルの大塚さんに個人レッスンを
受けました。ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を吹き終わった後に、大塚さんから、
「このままだと、あと5年もすると楽器が吹けなくなるかもしれない。」と言われました。
 正直、最初は何を言ってるんだろうと思いました。それまで私は、自分の音色にだけは
それなりに自信がありました。N響ビオラ奏者の小野さんをはじめ、指導や客演にうちの
オケに来ていただいているプロの方には、何度も「いい音してるね」と言われてましたし、
このキャンプの直前、7月に札幌で香川先生にオケスタを見ていただいたときには、先生
から、「スゴイ、いい音がしてる」とほめていただけたのにです。(もっとも、その後に
ブレスの位置やフレージングをしっかり注意されましたが)それが何で?
 意味がわからないでいると、大塚さんはVoldyne(息の吸入量を測定する器具)を出し、
立って息を吸ってみるよう、指示しました。私は楽に5,000ccを吸うことができました。
次に大塚さんは、座ってTubaを構えた状態で息を吸うよう、指示しました。すると今度
は3,500ccも吸うことができなかったのです。 実に1/3以上の量が吸えていなかったこと
になります。私は愕然としてしまいました。
 上記の状態で楽器を演奏しているということは、体にそれだけ無理な負担をかけている
ということで、今は筋力でそれを補っていられるけれど、いずれ破綻を迎えることに
なるということでした。
 で、楽器を降ろし、座って頭の位置を高く保ち、背中の角度を変えてみて座った状態で
5,000ccが吸えるところを見つけました。楽器を構えて吹いてみると、音の響きが全然
違います。もう、楽器と体が共鳴しているのがわかります。楽器の質が2ランク上がった
ようにさえ感じます。実際には、これが本来の楽器の響きで、今まで誤った吹き方をして
いたことで楽器の性能を活かしていなかったことに気づかされました。

 次に、「風船」の部分についてですが、「これをしたから明日から肺活量が倍になる」
などということはありえません。しかし「現在の体をより有効に使うこと」と、「呼吸に
使われる体の各部を鍛え発達させること」はできます。これらについては、いろんな教則
本で呼吸法の練習がでていますので参考にしてください。ただ、よくバンドで行われる
「腹筋運動」は体を鍛えるという点では良いでしょうが、楽器を演奏する際に腹筋を意識
して体が堅くなっては逆効果だと思います。それよりも、ランニングとか泳ぐとかで、体
全体の体力を向上させ、心肺機能を向上させることの方が大事だと思います。

 また、ブレスビルダー、エアバッグ、ボルデイン、等の、呼吸法の補助器具を使うこと
は視覚的にわかりやすく有効です。一度原理がわかれば使い続ける必要はないのかもしれ
ませんが、人間の感覚はあやふやで忘れやすいモノですから、自分の状態を客観的に観察
できる器具は「あった方が便利」だと思います。JAPAN Tuba Centerで通販してます。
ttp://www.japantubacenter.com/

 ただし楽器を吹くときには息を吸おうと「がんばらないで」ください。「口笛を吹くの
と逆の方向で空気を吸えばそれで十分」とChicago Symphonyのマイケル・マルケイさん
(Tb)が話してくれました

 それから、音楽の基本は「歌」です。心も体も楽器も「歌っている」状態を忘れずに。
「がなり立てる」ような音は、どんなに物理的に大きくても意味がありません。
理にかなった正しい吹きかたで良い音を目指していけば、他の問題も自ずと解決します。

私がRex Martin(ノース・ウェスタン大学教授)から教わったダイナミクス(音の強弱)
を広げるための練習をお話しします。

1.楽に出せる中音域の音を自分のいちばんいい音で吹く。
2.メトロノームにあわせて徐々にクレッシェンド(またはデクレッシェンド)する。
  (音のクオリティは維持したままで)
3.音が汚くなったと感じたらやめること。
これを毎日続けてみて下さい。

カール・ヤイトラーさんの練習
私は一昨年のPMFの休憩時間にカール・ヤイトラーさん(ウィーン・フィルTb奏者)
にこんな質問をしました。「大きくて美しい音を作るには、どうしたらいいんでしょうか?」

私の英語力の問題もありますが、非常にシンプルな質問だったので、きっとありきたりな
答えが返ってくると思ったら「ふ〜む、それは難しい問題だね。よし、明日見てあげよう。」
とのお返事。翌日、金管楽器のセクション練習が終わった後、約30分間「タンホイザー」
序曲を教材にして(何かオケの譜面はないがと言われて、持ってたのがそれだけだった)
稽古を付けて頂きました。

音楽的な面では、どの場面でもマルカートを強調していたのが印象的でした。(以前伺っ
たことですが、ウィーン・フィルではホールがとても響くので、クリアに演奏することが
大切なのだそうです)

「大きくて美しい音」のための練習として、リップスラーをゆっくりとしたテンポで行う
ようにと教えて頂きました。フレーズの最後は高い音で終えるようにと指示があったので、
「通常の教則本では、筋肉をリラックスさせるため低い方の音でフレーズを終えるように
していますが?」と質問すると、「それが1日の終わりならば、低い音を吹いて口をリラ
ックスさせるけれど、それでは力が抜けてしまう。朝、自分の練習で高い音を吹いて唇に
力を付けておけば、夜の本番で『薔薇の騎士』があろうが『ワルキューレ』が来ようが、
大丈夫。本番が終わった後に、低い音を吹いて唇をリラックスさせれば良い 」とのこと
でした。
初心者の方にはお勧めしませんが、こんな方法もあります。ご参考まで。

よその掲示板でも「音が小さいと先生に怒られます。」というような書き込みをたびたび
見かけます。私自身は中学校では弱小バンドでしたし、高校ではオーケストラだったこと
もあって、これまで音量不足で先生方に怒られた覚えはなかったんですけど、生徒さんは
先生に「音を大きくしていく練習について教えてください。」と質問できないんでしょう
かね?逆に先生の方から「音が小さいから、こういう練習をしておくように」とかその場
で指導しないんでしょうか?自分たちの演奏の録音を聴いてみて、バンドの指導者と話し
合ってみた方が良いのではと思います。

それから、単なる音「量」だけではなくて音「質」の問題もあるかもしれません。
「柔らかい響き」を求めるあまり、モヤモヤしたハッキリしない音になっていないでしょ
うか?音の輪郭が「聴こえる・見える」ようにある意味音の芯を意識して吹くことも必要
ではないかと思います。Tubaの柔らかい響きは、あくまでホールなどの空間に響いての
ことで、演奏する側はハッキリとクリアに吹くことを意識すべきだと思います。
曲の中でコントラバス的な響きが必要な部分と、金管楽器の最低音として輪郭をハッキリ
させる部分とのメリハリを意識してはどうでしょうか。(作曲家がTubaを単に低音部と
してしか考えていない曲の場合は、演奏者側でかなり工夫しないとね。)
また、いくら物理的に大きな音でも「がなり立てる」ように吹いた音は遠くに届きません。
音楽の基本は「歌」です。体も心も楽器も「歌っている」状態を忘れずに。

それから必要以上に大きくて深いマウスピースを使っていないでしょうか?
大きくて深いマウスピースは、音量の限界が大きく、また柔らかい音を出せるイメージが
ありますが、奏者に使いこなせる力量がなければ「楽器を鳴らしきれない、反応の鈍い」
マウスピースになります。発音のしやすい楽なマウスピースを使って、クリアな音を出す
ようにした方が良い結果を生むと思います。

あとは、トランペットなどの高い声部の楽器の音量にバンド全体を合わせようとする場合
があります。合奏の基本は「低音に合わせる」事ですから、高い声部の楽器群が大きすぎ
たら、勇気を持って「これ以上大きく吹くと音が汚くなるから、トランペット(等)は、
もう少し音量を落としてバランスを整えることを考えて欲しい。」と言うことも必要かも
しれません。

それから一言、「量より、質」を優先してくださいね。私たちはアーティストであって、
肉体労働者ではないのですから。


ハイトーンへのアプローチ tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:02 No.12065  

ハイトーンへのアプローチについて

高音域が苦手とのことですが「中音域のきれいに響く音」の時と何が違うか考えたことは
ありますか。高音域・低音域の音をただ「出す」ために「不自然な」体の使い方をしてい
ませんか?私たちは音楽をしているのですから、その音を「歌う」ことが大事です。

ちょっと発想を変えてみましょう。たとえば、上第一線のC(ピアノの真ん中のC)は
高い音かもしれませんが、「たかが」第2管のCの1オクターブ上の音で「しか」ないと、
考えるとどうでしょう?何となく楽そうな気がしませんか?トランペットの人にとっては
この音は、「低音域」の音なのですし。
「高い音だから大変だ。」と思うことは、自分にプレッシャーをかけて体や唇を硬くして
しまい、結果として音が出なくなるか、響きのなく「使えない」音になってしまいます。
音とは「振動」ですから、振動をじゃまするような体の使い方をしないことが大事です。

試しに、問題のある音のオクターブ下を吹いて、自分でベストな響きを探してみて下さい。
その響きが見つかったら、最初からそのサウンドで楽器を吹いて、ヒョイっとオクターブ
「だけ」上げてみて下さい。(時報のポッ、ポッ、ポッ、ポーンみたいに頭の中で歌って)
自分のベストなサウンドが出る体の状態を「そのまま」にして、オクターブ「だけ」上の
音を「歌う」ことで、無理にアンブシュア等を「作る」よりも、響きのある美しい音が
生まれます。

「高音域だから」「小さな音だから」といって、特別なことは何もありません。
自分が出せる最高の音を大きく・小さく、高く・低く、長く・短くするだけなのです。
もちろん、音の高低・大小によってアンブシェアは変化するでしょう。しかし、「結果と
して」そうなるのであって、「唇をこれだけ動かしたから、こうなるはず」という考えは
危険です。ピッチャーが外角低めにボールを投げようとして、「足の位置はこうで、手の
角度はこうで、何キロの力で…」とは考えないでしょう?ハイトーンへの練習もそれを
続けることで結果として顔面の筋肉が鍛えられますが、唇だけでビーフジャーキーを噛み
切れるようになっても、それがハイトーンにつながる保証はどこにもありません。音楽と
関連づけた練習をしてください。

「高い音」は「速い」振動です。速い振動を起こすには基本的に2つです。一つは振動体
を小さくすること、もう一つはより大きな力で振動させることです。ただし振動する部分
は自由に振動できる状態になっていなくてはなりません。
より具体的にいうと、いわゆるアパチュア(振動によって出来る空気の通り道)を小さく
するか、より高い圧力の息を唇へ送り込むかです。通り道が小さくなれば当然圧力も高く
なりますから、この2つには相関関係があるわけです。

振動する唇の中心を柔らかい状態にして、かつその部分を短くし、息の圧力に耐えること
が出来るようにならないといけないわけで、短期間で出来ることではありません。また、
唇をマウスピースに押しつけることは、振動を妨げることになります。

具体的な練習方法として、
・1オクターブの半音階を半音ずつ上げていく
・1オクターブの長音階を半音ずつ上げていく
・ドーレード、ドーシード、ドーレードーシードのパターンで 半音ずつ上げていく。
いずれも疲れたり、音が汚くなったと感じたらすぐにやめること。
それから、ピアノかキーボードを用意して、
ピアノで「ドーレード」と弾いて、次に「ドーレード」と歌います。次にマウスピース
で「ドーレード」とバズィングし、最後に楽器で「ドーレード」と吹いてみてください。
次に音を増やして、「ドーレーミーレード」これを次第に拡大して、「ドーレーミーファ
ーソーラーシードーシ−ラーソーファーミーレード」と続けられるように。
最初のうちは音はでなくても気にしないで。
マウスピースを持つときは最初は左手親指と人差し指で、なれてきたらば、最終的に左手
の親指と小指で保持できるように。こうするとよけいな圧力が唇にかかりません。
耳から入った音を唇を振動させて出す、いわば絵画におけるデッサンのような練習です。
アンブシェアをマウスピースを押しつけることで維持するのではなく、顔面の筋肉を使っ
て維持するトレーニングです。もちろん、ウォームアップにも効果的です。

楽器が上達するということは、総合的なモノです。
高音域だけではなく、低音、タンギング、リップスラー、音階練習等々直接関わりのない
ようなことでも、まんべんなく練習することが大事です。
高音域にあこがれる気持ちはわかりますが、美しい「中音域」を拡大していくコンセプト
で練習を進めていくことが大事だと思います。
いくら高い音が出ても音楽的に使えない音は意味がありません


低音域について
低音域の音の場合、たとえば下第四線のFの音を出そうとするときにも「低音域だから」
といって、安易に唇をゆるめすぎてしまっては音が出なくなります。(ピアノやギターの
弦を想像して下さい)その音の1オクターブ上の音をベストなサウンドで吹き、次に同じ
音を1オクターブ下の指使いで吹き、最後に「そのまま」オクターブ「だけ」下げて吹い
てみると、輪郭のあるしっかりした音が生まれると思います。

「短く大きい音」で音が汚くなるのを直すのは、もうおわかりですね? ベストな響きで
最初に全音符、次に2分音符、4分音符、8分、16分・・・と短くして吹いて下さい。
「短く切る」のではなく、「(短くても)その音符の分だけ音を全部鳴らす」、「次の音が
発音されることで前の音が終わる」と考えると息も唇も安定するのではないでしょうか。


私の基礎練習 tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:04 No.12067  

私の基礎練習について
私の場合はウォームアップと基礎練習がくっついてますね。皆さんの参考になるかどうか
わかりませんが、今日の午後公園でやってた練習内容を書いてみます。

ます、上半身のストレッチ。首や肩を回したりして筋肉をほぐす。
次に呼吸法の練習。Air−Bagなどを使うと視覚的にわかりやすく効果的です。
ゆっくりとフルブレスを取ってから、4拍吐いて4拍吸う×3→5拍・3拍→6拍・2拍
→7拍・1拍。このときに16分音符を意識して均等に呼吸すること。息を止ずに返して
吐くことを心がける。

バズィング。ウオームアップにマウスピースでバズィングすることの最も重要な意義は、
ともすれば楽器に頼りがちになるソルフェージュを意識し、脳から第7神経群に伝えて、
「音楽への意識を目覚めさせる」ことです。顔面からのどにかけて神経は一つのグループ
を成していますので、脳からの指令を伝えやすい順(歌う→バズィングする→楽器を吹く)
に覚え込ませることが、遠回りに見えて早道なのです。(人間に「歌う」機能は備わって
いますが「楽器を吹く」機能は備わっていません)
・Sam Pilafian(元エンパイア・ブラス 現Arizona大学教授)のMouthpiece Exercise
ド-レ-ド、ド-ミ-ド、ド-ファ-ド とグリッサンドでつなげて上がってゆき、上のドから、
ド-シ-ド、ド-ラ-ド とグリッサンドでつなげて下がってゆく。

次に、ノータンギングでGの音をmfで8拍程度×3。吸った息を返す感じで吹くこと。
同じように第2管のC、下第2線のCでも行う。
第2管のC→H、C→B…C→G。G→Ges…G→C。以下ペダルCまで下降。これを
8分+16分×10+2分音符のパターンで。息を流しっぱなしにするイメージで。

音階練習。第2管のCからCdurの音階を下降・上昇。スラーとタンギングで。つづけて
インターバルの練習。上のC→H、C→A…、C→C。下のC→D、C→E…、C→C。
C→下のC、H→C…、E→C、D→H→C。C→上のC、D→C…、H→D→C。
音の間はスラーで。これを半音ずつ上げていって各12調で行う。(Gdurからは2オクタ
ーブで行い、最後はCdurの2オクターブになる。)
低音の練習として、第1線のGから上記のパターンを半音ずつペダルCまで下降。

高音の練習。4分音符=40で音階をsffzで1拍吹いて1拍休符(口をマウスピースから
離す。)このパターンを第1線のGから半音ずつ上げていく。時間がないときは同じよう
な形でオクターブの跳躍を3回。半音ずつ上げていく。3回トライして音が出なければ
そこでやめる。終わったら低い音を吹くかフラッピングして唇をほぐす。

リップスラー。最初にタンギングを付けて吹いてから次にスラーをかける。息は流しっぱ
なし。Jazzのスキャットのように「シャバダバドゥビドゥビドゥ〜」みたいなイメージで
吹くとやりやすい。早さのために音質を犠牲にしないこと。


バズィングについて tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:05 No.12068  

バズィングについて
マウスピースのみでの練習に時間をかけすぎることは、唇の周りの筋肉に大きな
負担をかけることになるので、「やりすぎない」ことが大事だとは思います。

マウスピースでの練習について、R.Bobo 氏がパイパーズのインタビューで、このように
述べています。
「(前略)マウスピースでの練習は、よりクリアでセンターのある音を作り、より明確な
音程を出すのに役立ちます。(中略)できればピアノを弾きながら練習し、正確な音程を
出して下さい。(中略)ただし、高音域を吹いた後は必ず低音域を吹いて唇をリラックス
させることを忘れないで下さい。また、マウスピースの練習のしすぎは唇を堅くするので、
1日1回にしておいた方がよいでしょう。」

これまで私がレクチャーを受けた国内・世界のトップレベルの奏者達で、マウスピースで
のバズィングを否定した人は一人もいませんでした。たとえば、音がなめらかに移行でき
なかったフレーズを、マウスピースでバズィングしてみた後に、もう一度楽器で演奏して
みると、スムーズに吹けることが多々あります。

ただ、「いつまでにできないと良くない」や、「〜すべきである」と言う考え方は、人に
プレッシャーをかけるだけですので、「空気をたっぷり使ってバズィングができるように
なれば、安定した演奏ができる可能性が高くなる」程度の意識でよいと思います。

ついでに、マウスピースにゴムホースを付けてバズィングをすると、抵抗ができて音が出
やすくなりますが、最終的にはマウスピースだけでできるようにした方がよいと思います。

マウスピースを持つときは、最初は左手親指と人差し指で、なれてきたらば、左手の親指
と小指で保持できるように。こうするとよけいな圧力が唇にかかりません。
(James Stamp の教則本より)


Mouthpiece Exercise
よそに書き込んだモノを切り貼りします
ウオームアップにマウスピースでBuzzingすることの最も重要な意義は、ともすれば楽器
に頼りがちになるソルフェージュを意識し、脳から第7神経群に伝えて、「音楽への意識
を目覚めさせる」ことです。
顔面からのどにかけての神経は一つのグループを成していますので、脳からの指令を伝え
やすい順(歌う→バズィングする→楽器を吹く)に覚え込ませることが、遠回りに見えて
実は早道なのです。(人間に「歌う」機能は備わってますが「楽器を吹く」機能は備わっ
ていません)

佐藤潔(都響)さんは「うまくなろうテューバ」(音楽之友社)の中で「びー」という音
ではなく、「ふぉー」みたいな音。割とハスキーな音が出るように、イメージして吹いて
下さい。と述べています。
私の意見として、唇は軽く閉じていても、歯は大きく(イメージとして指が2本分ぐらい)あけて、たっぷりとした空気を使って練習しなければ意味がありません。

これまで私がレクチャーを受けた国内・世界のトップレベルの奏者達で、マウスピースで
のバズィングを否定した人は一人もいませんでした。たとえば、音がなめらかに移行でき
なかったフレーズを、マウスピースでバズィングしてみた後に、もう一度楽器で演奏してみると、スムーズに吹けることが多々あります。

ただ、「いつまでにできないと良くない」や、「〜すべきである」と言う考え方は、人に
プレッシャーをかけるだけですので、「空気をたっぷり使ってバズィングができるように
なれば、安定した演奏ができる可能性が高くなる」程度の意識でよいと思います。

マウスピースにゴムホースを付けてバズィングをすると、抵抗ができて音が出やすく
なりますが、最終的にはマウスピースだけでできるようにした方がよいと思います。

Buzzingで行う練習についていくつか
ピアノかキーボードを用意しましょう。まず、ピアノで「ドーレード」次に「ドーレード」
と歌います。次にマウスピースで「ドーレード」とバズィングしてみて、最後に楽器で
「ドーレード」と吹いてみてください。

次に音を増やして、「ドーレーミーレード」これを次第に拡大して、「ドーレーミーファ
ーソーラーシードーシ−ラーソーファーミーレード」と続けられるように。

最初のうちは音はでなくても気にしないで。バズィングで音がでないうちはマウスピース
の先にホースをつけるとやりやすいと思います。

耳から入った音を唇を振動させて出す、いわば絵画におけるデッサンのような練習です。
アンブシェアをマウスピースを押しつけることで維持するのではなく、顔面の筋肉を使っ
て維持するトレーニングです。もちろん、ウォームアップにも効果的です。

R.Bobo氏の「Mastering the Tuba」から、12ページのJames StumpのExercise
 できればピアノを弾きながら練習し、正確な音程を出して下さい。
「ドレミファソーファソファソファソファミレドー」このパターンを、オクターブ上まで
一音ずつ上げて行い、上がりきったら次に唇をリラックスさせるために、真ん中のドから
「ドーシラソファミレドー’ドーシラソ’ファミ’レドー」とペダル音域まで降りる。

同じく13〜14ページにかけてのOctave Glissands Exercise
ハイトーンへの練習と、音域によるアンブシェアの変わり目をなくすのに役立ちます。
下の「ド」から上へクリアなスラーでオクターブ上げ、今度はグリッサンドで下の「ド」
へ下がる。逆に上の「ド」からスラーでオクターブ下げ、今度はグリッサンドで上の「ド」
へ上がる。このパターンを半音(または一音)ずつ上げてゆく。グリッサンドはゆっくり
と均等に鳴らすよう吹いて下さい。アンブシェアが変わっても気にする必要はありません。
オクターブ上の音が下の音と同じように鳴らせ、よくつながるように気をつけて下さい。
この練習をすることで、ある音でアンブシェアが変わってしまう癖が直せるでしょう。
また、できるだけ高い音を出すことで音域を広げることにもなります。ただし、高音域を
吹いた後は必ず低音域を吹いて唇をリラックスさせることを忘れないで下さい。

Sam Pilafian(元エンパイア・ブラス 現Arizona大学教授)のMouthpiece Exercise
・先の練習と似てますが、ド-レ-ド、ド-ミ-ド、ド-ファ-ド とグリッサンドでつなげて
 上がってゆき、上のドから、ド-シ-ド、ド-ラ-ド とグリッサンドでつなげて下がって
 ゆく。これを半音づつ、または♭or♯を一個づつ付けて調を変えて行う。
・目を軽く閉じ、キーボードを叩いて出た音をマウスピースで発音する。
・ハイトーンの練習として、振動の中心を意識するためにトロンボーン・トランペットの  Mouthpieceを使って上の練習をする。この際新しくMouthpieceを購入する必要はなく、
  近くのTb・Tp奏者に「キミはもっと大きいMouthpieceを使うべきだ」と言って楽器
  に付属してるMouthpiece(たいてい7Cのはず)を取り上げてしまえば足りる。
 (「これはTop Secretだから誰にも教えちゃいけない」と言われたんだが…、いいや!)

いずれのExerciseも、たっぷりと息を使って行って下さい。


タンギングについて & ... tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:08 No.12069  

タンギングについて
ちょっと考えるとわかることですが、タンギングとは「音を出す」行為ではなく、「振動
を止める」行為です。タンギングそれ自体に気を取られてしまうと、空気を「流し続ける」
ことを忘れがちになります。その意味で「トゥクトゥク」より「ドゥグドゥグ」のほうが
空気の流れを止めずにすむと思います。
私自身は、空気の流れを維持することと、舌の動きはできるだけ前の方でサバくように
イメージしています。

基本的なこととして、息は流しっぱなしにすること。空気の抵抗点は唇だけで。
タンギングは息の「流れ」を一旦せき止めて、そこからリリース(解放)する行為です。
「そのフレーズをスラーを付けて吹いてごらん。タンギングはそこに”おまけ”として
付けるんだよ。」(マジオ金管教本より)
そのリリースする形の違いでアタックの種類が生まれると考えてください。
ですから、音が切れるのは次の音が発生する準備をするために舌が空気をせき止めると
考えた方がよいと思います。弦楽器のデタッシェ(もともとは「音と音とを分離する」と
いう意味です。ただし現代ではむしろ音を分離せずに一音一音弓を返してはっきりと弾く
ことを指すようになりました)をイメージしてください。

ほっぺたがふくらむ問題
「ほっぺたがふくらむ」問題については、「唇から出て行く空気の量以上に空気が口腔内
へ送り込まれている。」ということです。唇へ送り出される空気が不安定になりますから
良いことではありませんが、イメージした音とそれに必要な空気が結びつくようになれば
解決すると思います。(Tubaにはスピードの速い息はあまり必要ありません)

ほっぺたがふくらんでいても、アンブシェアがゆるんでなくてしっかりした音が出せれば、
OKだと思いますが、音の出だしがハッキリしなかったりあと膨らみになったりと不安定
な音がするようではNGだと思います。

基礎ができていない方が、無理に息を吹き込もうとして必要以上に口の中に息を送りこん
でいるせいでほっぺたがふくらむのは良くないでしょう。要は出したい音のイメージと、
それに見合った息のコントロールできていけば解決することだと思います。

「どう見えるかではなく、どう聴こえるかが大事なこと。」故Arnold Jacobs氏の言葉です。
音楽は「耳」で行う芸術です。自分の音をよく聴いてより美しい音を追求してください。

私たちは演奏しているときの自分の体の状態を分析したいという欲望からできるだけ離れ
なければなりません。音楽するということは、マウスピースの位置やアンブシェアの感覚
などを感じたりして脳に伝達される知覚神経の流れとは逆の方向、つまり頭に浮かんだ
音楽(Song)が運動神経を通して無意識に筋肉に伝えられるということだからです。



「練習」ということ tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:10 No.12070  

「練習」ということ

自分にとって何の練習が必要なのかは、先生がついているのでもない限り自分で回答を出
さなければならない問題です。

以前の書き込みにも記しましたが、楽器がうまくなるということは総合的なことです。
私たちは何のために練習をするのか? それは「音楽をする」ためではないでしょうか?
決して大きな音や、高い音を「競う」ことではありません。音楽をするために音域の拡大
や正確で早い指使い、スケール練習などがあるのです。ですからまず練習するべきことは
自分が一番苦手とすることを他の要素のレベルにまで引き上げることでしょう。

とは言っても、具体的な目標がなければわかりづらいかと思いますので、総合的なレベル
アップのための教則本を一つ紹介しておきます。Gower−VoxmanのAdvanced Method
1・2巻をやってみて下さい。(Japan Tuba Center での商品番号 6634と6635)
この教則本は、各調ごとの音階とそれに付随するコードの分散和音の練習があり、それと
ともにリップスラーや装飾音、短めのエチュードなどを段階的に学ぶようになっています
ので、身近な目標を立てやすく練習も進めやすいと思います。

どんな練習の際にもいえることですが、注意点として「早さのために音質を犠牲にしない」
ということを常に意識して下さい。常に耳を使って自分の「音」を聴くことを忘れずに。
特に指定がない限りはメゾピアノ以下で練習すること。力で音を出すのではなく、効率の
よい振動を生み出せるよう、最小の力で最大の結果を得られるよう意識すること。
疲れたと感じたり、音が汚くなったと感じたら中断して休憩をとること。
自分が苦手だと思う項目こそ、ゆったりとしたいい音で楽器を鳴らすように。

仙台フィル(当時)の大塚さんに指摘されましたが、欠点を改善するには、考え方を変えて
みることでうまくいくことと、正しくできるまで反復して練習しなければ身に付
かないこととがあるのです。この「質問箱」で、私たちは「考え方」について情報を提供
することはできますが、反復練習については皆さん自身が解決する問題なのです。

最も良い先生は自分自身です。自分の演奏を冷静に判断できる「もう一人の自分」を育て
られるよう、常に意識して下さい。「すごいTuba奏者」ではなく「良い音楽家」である
ことを優先して下さい。

音楽についてですが、簡単なものでいいですから、毎日ある程度時間を割いてメロディを
演奏するようにして下さい。Tubaは単純な音型を吹くことが多いですから、どうしても
音楽の基本が「歌」であることを忘れがちになります。チューナーで計って同じ音程でも
メロディの中でしっくりくる音とそうでない音があることに気が付くと思います

それから、周りの人から「教えてもらおう」とする姿勢を忘れずに。人から自分の演奏に
ついて指摘を受けたらば、「どうしたらいいと思うか」「もっと具体的に何がいけなかっ
たのか」を問う勇気を持って下さい。そこで中学生さんが黙っていたのではなにも生まれ
ませんし、指摘した人とも共に考える機会を失ってしまいます。恥をかくことを恐れずに、
人の意見を聞ける「乞食袋」を心に持てるように。(取捨選択するのはあくまで本人です)
人の言葉に反発するのは簡単ですが、それを自分の糧にしていく姿勢を続けていくならば、
周囲の人もわかってくれると思います。

掲示板に書き込まれた文章を見て、いろいろとものを言うことは出来ますが、実際に音を
近くで聴いている人の言葉以上にリアルなものではありません。

前向きにいきましょう!


Catch a Pitch tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:11 No.12071  

「Catch a Pitch」ということ

Pipersの114号で安元弘行氏(元都響Tuba奏者・現愛知県芸大音楽学部長)が中川良平
氏(Bassoon奏者 元サンフランシスコ交響楽団・アスペン音楽祭教授・等々)との対談
で、金管楽器奏者のピッチについてこのようなことを語っています。

「たとえば小学生の場合ですと呼吸が弱くて筋力もなくピッチが低くなっています。中学
高校生になって体力・筋力が付いてくると息のスピードを上げて吹くようになり、今度は
逆に全部高いピッチになります。次の段階に進んで音楽的なことがいくらかわかってくる
と、ピッチがずっと下がってきます。息の束が太くなったので、スピードを上げなくても
音が出るようになるからです。(中略)この生徒が以前の高いピッチと現時の低いピッチ
の中間ぐらいに落ち着いていくと、そこがその人の一生のピッチみたい。(中略)音大の
上級生になり、力任せに吹かなくなればあとはそれ以上ピッチは上がりません。音大では
「Catch a Pitch」と教えますが、息の束を太くして440Hzを捕まえられないような生徒は
ごく初歩である意味では音大に入ってくる資格はないと僕は思います。しかし、いつも
440Hzに合わさねばならないと考えると非常に危険です。41も43もつかまえられないと
本当はいけない。(以下略)」

フォルテだから大きい音だからといって、無理な体の使い方をして息のスピードを上げて
しまっては当然ピッチは高くなりますし、響きも失われます。まず、自分がいちばん吹き
やすい大きさで、小さめでイイから綺麗な音を作って、その状態を壊さないでボリューム
「だけ」を大きくするイメージで練習してください。

それから、Pipers117号にはチューナーを使った「中川式:Catch a Pitch のすすめ」の記事
が掲載されていますので、興味があれば参考にしてはいかがでしょうか。
(Pipersでは過去の記事についてコピーサービスをしています。:有料)
ttp://www.pipers.co.jp/


アンブシェアのイメージ  tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:12 No.12072  

アンブシェアのイメージ

さて、私の場合「口を横に引いて」アンブシェアを作ることはしていません。「M」とか
Tubaの「tu」と発音したときの状態の唇をイメージしています。そして、音を「Focus」
(焦点を合わせる)するイメージでBlowing(息を吐き出す)しています。
唇の両端はあまり意識していません。結果として「弛めて」はいませんが、「言われて
みると」そうだという程度です。
札幌のキャンプにいらしたダン・ペラントーニさんからは、アンブシェアについてはこの
「tu」の形と、「マウスピースでのバズィングによりnaturalなアンブシェアを見つける」
ということぐらいしか、言われませんでした。

音の高低については、基本的に下唇の動きで上唇の振動する範囲(横幅と前後の幅)を、
調節することと、体の中で響きのポイントを「回す」ことで行っています。
音を出す役割は主に上唇が担っています。(バズィングしている下唇に指を当てても音は
鳴っていますが、上唇に指を当てると、音は止まります。)

唇の振動を得るには何らかの「張り」が必要ですが、同時に充分な振動ができるだけの
柔軟性というか、余裕も必要だと思います。
口を横に引いて「張り」を作った場合、唇が薄くなり、耐久力に問題を生じます。また、
口を横に引くことで高い音を出すことは、危険ではないかと思います。

ギターの弦で高い音を出すために、チューニングペグを回し続けていったら、最後には
弦が切れてしまいます。逆に弛め続けていったら、ある点からは音が鳴らなくなります。
弦楽器は弦を押さえることで、弦の振動する長さを変えて音を変えているのです。

また、アンブシェアの問題は呼吸と切り離してはいけません。呼吸がしっかりできれば、
アンブシェアの負担も減り形も決まってきます。

ついでに、PIPERS 207号の舟越道郎さん(元九州交響楽団 Arnold Jacobsに学んだ)の
インタビュー記事より引用します。

「アンブシュアにトラブルを持つ人は、実はほとんどいないんだ」とジェイコブス先生は
言います。アンブシュアの表面を見てしまうから気になるのであって、普通の唇と正常な
神経を持っていれば、誰もが脳のメッセージを楽器に伝えることができるんだと。(中略)

演奏すると言うことに関して、私たちはジェイコブス先生の言う「Song&Wind」に留意
すべきだと思います。唇にメッセージを伝達するということは、私たちがしゃべったり歌
ったりする時と全く同じ神経を通って筋肉に伝送されます。つまり頭の中でSongを歌う
ことによって、無意識に筋肉はコントロールされる。そして圧力のないエア「Wind」に
そのSongをのせる。ジェイコブス先生は、ます音楽を自分で「思う」「歌う」ことが
一番大事だとおっしゃいました。(後略)


6/4などの大きな楽器 tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:13 No.12073  

6/4などの大きな楽器

確かに6/4の楽器は各メーカーの最上位機種であることが多いですから、品質的に良い
ものであるのは間違いないでしょう。しかし、あなたがジーン・ポコーニさんでもない
限り、その巨体をもてあます結果とならないでしょうか?

6/4の楽器は基本的にプロが複数の楽器を持っていて、大編成のオケやバンド向けに使う、
ある意味で特殊な楽器です。「新チューバ掲示板」でのくわじーさんへのお返事もかねて
申し上げますが、バンドの中でコントラバスの役割をつとめる「だけ」なら、大きなB管
や6/4のC管でも良いでしょう。しかし、オケやアンサンブル、ソロなども1つの楽器で
行うなら、私でしたら「大きすぎない」C管を選択します。

以前ウォーレン・デック(NYフィル)のお弟子さんと話をした際に、彼の楽器(マイネ
ル・ウエストンのデックモデル6/4)を吹かせてもらったことがあります。「ズシーン」
といった感じの音色はさすがでしたが、楽器の重量が重いのと楽器からパワーを要求され
る感じがして、かなりしんどかった思いがあります。オケに比べて演奏する音符の多い
吹奏楽では、10分も吹いたらへとへとになりそうな気がします。

まずは、大学のバンドやお近くの市民バンドに所属するなりして、そちらの楽器を使って
プロのレッスンを受け、その先生から楽器を紹介してもらった方が良い結果がでるのでは
ないかと思います。

極端な言い方かもしれませんが、「Tubaは質より量」という言葉には私は賛成できません。
というよりも、そのようなレベルではなく、「音楽を演奏する」ことに心を傾けてほしい
と思います。物理的な音量の拡大を図るよりも、輪郭のはっきりした美しい音を出すよう
に心がけた方が、いろんな点で良い結果をもたらすと思います。

私は昨年4月に楽器をB&SのPT-6(5/4のC管)からRudlf Meinelのペラントゥッチ
モデルに変えました。この楽器は4/4サイズですが、かなりコンパクトな巻きで、むしろ3/4
に近い大きさです。しかし、それまで使っていたPT-6よりも大きな音・身の詰まった
太い音が出せます。
(昨年夏に仙台フィルの大塚さんに指摘され、体の使い方を改善したこともありますが)

大きな楽器を使う場合には「大きすぎない」マウスピースを使用して、慎重に楽器を
コントロールするよう心がけるべきだと思います。一昨年の北海道テューバキャンプで、
Walter Nirschl 製のYorkモデルにミラフォンのRose-Orchestraモデルのマウスピースを
使っていた人がいましたが、講師のフィン・シューマッカー(元バイエルン国立歌劇場
Tuba奏者)は、「そのマウスピースでは大きすぎてコントロールが効かないから、サイズ
の小さいものにした方がいいよ」といっていました。

大きい楽器に大きなマウスピースの組み合わせは、奏者の体にかかる負担がきつくなり、
いわゆる「ツブれる」危険性が大きくなります。「すごいTuba奏者」であろうとする人
ほどこの落とし穴にはまるのです。私たちは最大音量や音域を「競う」必要はありません。
「すごいTuba奏者」であるより「いい音楽家」であるべきです。


その他 tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:15 No.12074  

その他
「割った音」について
「強制倍音」というテクニックがあって、B♭管だと下第5管のE♭、C管だとF、E♭
管だとA♭、F管だとB♭の音が出せます。低音部のピアニシモを要求されたときなどに、
有効なテクニックです。
この唇(正確には顎か)のポジションで、フィンガリング通りの音を大きめに出そうと
すると、「ベリベリベリッ」という感じの音(ポコーニさんのオケスタのCDの中から
プロコイエフの「ロメオとジュリエット」などを参照)が出せます。
以上が、ダニエル・ペラントーニ(インディアナ大学教授)より教えていただいた
「シフト」のテクニックです。
でも、学校吹奏楽では音を割る必要はないんじゃないですかね。


スラーで雑音が混じってしまう問題
R.Bobo氏の「Mastering the Tuba」から引用します。
本の11ページに、管の長さによる息の抵抗の違いを感じるための練習があります。最初
にバルブをオープンにして息を吹き込みます。次にバルブを全部押して、同じように吹き
込みます。

バルブを押すと管が長くなりますから、抵抗がずっと増えます。抵抗が増えているのに
オープンと同じ息で吹いていたのでは、管に同じ量の息が入りません。バルブを多く押す
音が鳴りにくい理由の一つです。この練習の目的は、この一番抵抗の多い状態(バルブを
全部押す)で一番抵抗の少ない状態(オープン)と同じ量の息を入れることです。バルブ
を多く押す音は鳴りにくいので、息の量を減らしたり力んでしまう人がいますが、この
練習でオープンと同じ息の流れや量を感じると良い結果が得られると思います。

レガートを吹くとき、よく音と音とがつながらずに「穴」ができてしまうことがあります。
その多くは「管が長くなるが、音は上がる」場合です。簡単に言うと、オープンの音から
半音や全音上がる場合です。これが難しいのは倍音が移ると言うこともありますが、長い
管はより多くの息が必要と言うことです。長い管を吹く息で短い管は鳴りますが、短い管
を吹く息では長い管は鳴らせないのです。 

99ページ、倍音の変わり目の練習では、長い音を吹く息で1フレーズを吹いて下さい。
オープンの時に息の量を減らす必要はありません。この練習はオープンの音から始めるの
が一番効果的なので、第4倍音から第3、第2、そしてペダルトーン音域へと下がってい
くのが良いでしょう。

で、ここからはわたしの考えですが、音が移るからといって息の流れを変えようとせずに
息を流しっぱなしにすることを考えて下さい。問題のあるフレーズを、まずゆっくりかつ
はっきりとタンギングして、次第に早くかつ軽めにタンギングしていき、最後にスラ−で
できるように。またスラーとタンギングとを交互にやってみるといいかもしれません。

いつも言ってますが、心も体も「歌っている」状態を保つことを忘れずに。
確かに音が動くことによってアンブシェアの状態は変わるかもしれませんが、それは結果
であって目的ではありません。「歌」を優先して下さい。

ついでに、大御所、故Arnold Jacobs氏の言葉を引用します。
”Relax,Breathe deeply,Sing,Enjoy.”


堅い発音・音を後押しする問題について
Tubaには「柔らかい音」のイメージがありますが、それはホールなどの空間を響かせた
うえでのことで、演奏者は芯のある音でクリアに演奏することを心がけねばならないと、
私は考えています。

 出すべき音が頭の中で歌えていない。(ソルフェージュができていない)
もしくは、吸った息を吐く前に止めてしまっている。
 → 音を出そうと体と唇が必要以上に緊張する。
 → 緊張してるところに音を出そうとするので、音の出だしが小さくて不安定になる。
 → 出始めた音から音程をとるので音が後押しになり、体が緊張したままなので音が
   響かない堅い音に聞こえる。 

まず、中音域の音をキーボードで音をとって歌ってみます。次にその音をマウスピースを
使ってタンギングをせずにバズィングします。次に、楽器にマウスピースをつけて、ノー
タンギングで音がスタートできるように、吸った息を止めずに返して音を出す練習をして
ください。ノータンギングで音が出せるようになったら、少しづつ音量を小さくしてみて
ください。こうすることで、効率的なアンブシェアの感覚が見つけられると思います。

次に、楽に出せる中音域の音を出して、一番いい響きがするポイントを見つけてください。
同じ息のパワーで楽器がいちばん振動するところを見つけてください。(口の空き具合、
上下の歯の間隔、姿勢、等々)その響きを状態を保って、音量を大きく・小さく、音域を
上・下に広げるよう練習してください。常に耳を使って響きに意識を集中するように。
自分のベストなサウンドを作ることができれば、後は個性の問題です。
楽器とマウスピースについてはその後で良いと思います。

顔面からのどにかけての神経は一つのグループを成していますので、脳からの指令を伝え
やすい順(歌う→バズィングする→楽器を吹く)に覚え込ませることが、遠回りに見えて
実は早道なのです。(人間に「歌う」機能は備わってますが「楽器を吹く」機能は備わっ
ていません)


あがりについて
10年以上前ですが、ブライアン・ボウマン(ユーフォニァムの世界的名手)に、
「アブラカダブラ」のように、なにかあがらないおまじないはありませんか、と半分冗談
で訪ねたことがあります。
ボウマン先生の答えは「頭の上に輪っかをイメージして『僕は完璧だ』と唱えなさい」と
いうものでした。
そう言いきれるだけの、練習を積んでください。

唇の乾燥対策として、就寝前に唇にバターを塗るというやり方があります。
モーリス・アンドレ(クラシック・トランペットのスーパースター。今の若い人はあまり
知らないかな?)がやっていたそうです。無塩バターの方がいいと思いますけどね。


参考書一覧 tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:16 No.12075  

参考書一覧

和モノ
 うまくなろう!テューバ:佐藤潔 著 音楽之友社
 チューバ教本:稲川栄一 著 ドレミ出版
 楽器演奏のヒント チューバ:Donald C.Little 著 音楽之友社
 金管楽器を吹く人のために:Philip Farkas 著 全音楽譜出版社
 プロ・プレイヤーの演奏技法:Philip Farkas 著 全音楽譜出版社
 金管ハンド・ブック:Fred Fox 著 パイパーズ
 朝練管楽器の呼吸法:藤井完 著 全音楽譜出版社
 朝練トランペット:藤井完 著 全音楽譜出版社
 朝練チューバ:渡辺功 著 全音楽譜出版社
 トランペット教本:田宮賢二 著(その昔、nero楽器においてあった) 
 チュ−バのためのトレーニングブック:佐藤潔 著 音楽之友社
 マジオ金管教本:Calton Macbeth 著 パイパ−ズ
 アーバン金管教本ー1:Edwin Franko Goldman& Walter M.Smith 編 全音楽譜出版
 ブラステクニックガイド:エリック・ミヤシロ:パイパーズ
 ホルンがもっとうまくなる:Froydis Ree Wekre著 音楽之友社
演奏家のためのこころのレッスン:Burry Green/Timothy Gallwey著 音楽之友社

洋モノTEXT
 Arnold Jacobs・The Legacy of a Master:M. Dee Stewart:Instrumentalist Co 
 Arnold Jacobs Song and Wind :Brian Frederiksen:Windosongs Press Limiteds
 Also Sprach Arnold Jacobs:Bruce Nelson:Polymnia Press
 A College Level Tuba Curriculum: Developed Through the Study of the Teaching Techniques
 of William Bell, Harvey Phillips, and Daniel Perantoni at Indiana University (Mellen Studies in
 Applied Music, V. 1) :Geoffrey Whitehead : Edwin Mellen Press
 Art of Tuba and Euphonium :Harvey Phillips / William Winkle : Summy-Birchard
 The Breathing Gym(Book & DVD):Sam Pilafian & Patrick Sheridan
 Tuba Music Guide :R. Winston Morris :Instrumentalist Co
 The ”New" Tuba Source Book :R. Winston Morris/ D. Perantoni:Indiana Univ Press

洋モノETUDE・METHOD・STUDIES
 Daily Exercises:Oysten Baadsvic:Ovation
 Complete Tuba Method:William J. Bell:Charles Colin
 Mastering the Tuba:Roger Bobo:Edition BIM
 Advanced Daily Drills for Trombone and Tuba:V.Blazewitch Edition Musicus
 70 Studies for BB flat Tuba:V.Blazewitch:Robert King
 43 Bel Canto Studies for Tuba:Marco Bordogni:Robert King
 73 Advanced Tuba Studies:Jaroslav Cimera:Belwin Mills
 Brass Buzz:Michel Davis:Hip-Bone Music
 78 Studies for Tuba:Boris Grigoriev:Robert King
 Schule fur Tuba:Robert Kietzer:Zimmermann
 Schule fur Tuba in F und Es:Robert Kietzer:Zimmermann
 Progressive Techniques for Tuba:Donald Knaub:MCA Music
 60 Selected Studies for Tuba:Hofmeister
 Langey-Carl Fischer Tutor for Tuba:Langey:Carl Fischer
 Legato Etudes for Tuba:John Shoemaker:Carl Fischer
 Advanced Band Method(with Special Studies by A. Jacobs):Harold W.Rusch:Hal Leonard
 Low Etudes for Tuba:Phil Sndecor:PAS Music
 Advanced Method:Gower-Voxman:
 40 Advanced Studies:H.W.Tyrell:Boosey & Hawkes
 Arban Complete Method for Tuba:Jerry Young & Wesley Jacobs:Encore Music Publishers

トランペット等の教則本で
 6 Exercises:Michel Becquet:Edition BIM
 Ben''s Basics:Ben van Dijk:BVD Music productions
 Brass Master Class:Malte Burba:Schott
 Superchops:Jerome Callet:Jerome Callet
 Setting up Drills:Herbert L.Clarke:Carl Fischer
 Technical Studies:Herbert L.Clarke:Carl Fischer
 Lip Flexibility:Charles Colin:Charles Colin
 Articulation Studies Exercises Etudes Duets:Chris Gekker:Charles Colin
 Brass Playing is No Harder than Deep Breathing:Claude Gordon :Carl Fischer
 Daily Trumpet Routines :Claude Gordon :Carl Fischer
 Systematic Approach to Dary Practice for Trumpet:Claude Gordon :Carl Fischer
 Tongue Level Exercises:Claude Gordon :Carl Fischer
 27Groups of Exercises:Earl D. Iron:S.M.C.
 Grand Method for Trumpet & Cornet:Saint Jacome:Carl Fischer
 Warm-Up Exercises for Torombone :Emory Remington:Accura Music
 Melodious Etudes for Trombone 1-2:Joannes Rochut:Carl Fischer
 Brass Playing Concepts:Arturo Sandoval:Edition BIM
 Forty-One Studies for Developing Lip Flexibility:Walter M.Smith:Carl Fischer
 Warm-Ups+Studies:James Stamp:Edition BIM
 Techniques Nouvelles de la Trompette:Pierre Thibaud:Alphons Leduc

オーケストラ・スタディ
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 1 Mendelssohn Berlioz    
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 2 Wagner
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 3 Richard Strauss
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 4 Brahms Dovrak 
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 5 Tchaikovsky Symphonies
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 6 Tchaikovsky Orchestla Works1
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 7 Tchaikovsky Orchestla Works 2 
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 8 Prokofief  Symphonies
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol. 9 Prokofief Orchestla Works
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.10 Stravinsky
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.11 Mahler Symphonies 1-6
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.12 French Musics
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.13 Bruckner Symphonies(Nowark Edition)
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.14 Shostakovich Symphonies 1-7
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.15 Shostakovich Symphonies 8-12
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.16 Mahler Symphonies 7-9
 Abe Torchinsky Orchstra Repertorie Vol.17 Elger
(このシリーズは出版社が複数にまたがっているので、出版社名は挙げない)
 W.Sear-L.Waldeck Tuba Excerpts Vol.1~3 :Cor Publishing 
 M.Evance-K.Propper Orchester Probespiel :Edition Peters
 Manfred Hoppert Orchester Studen Tuba Wagner:Zimmermann
 Manfred Hoppert Orchester Studen Tuba Wagner(Der Ring des Nibelungen):Zimmermann
 Dieter Meschke Orchesterstudien Tuba I:Deutscher Verlag fur Musik
 Dieter Meschke Orchesterstudien Tuba II:Deutscher Verlag fur Musik
 The Complete Low Brass Excerpt Collection:Cherry-Classics
とりあえず、以前書き込んだ物を切り貼りしました。(絶版になってるのもあります。)

教則本ではないけど、こちらのHPいい勉強になります。(英語)
ご参考まで。
ttp://www.music.unt.edu/instrumental/tuba/index.html
ttp://www.uni.edu/funderbu/unituba/
ttp://www.missouri.edu/~cceric/mclass/concpt1.html
ttp://home.columbus.rr.com/juliarose/ajnotes.html

複数の教則本を読んだりすると、同じ事柄について複数の先生が全く反対のコトを述べて
いる様に見えるかもしれませんが、その「違い」に目を向けるのではなく、「共通」する
ポイントに目を向け、自分の現状に当てはめて取捨選択すべきかと思います。


Mouthpieceの選び方 tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:17 No.12076  

Mouthpieceの選び方について

Mouthpieceの選び方について私なりに…。
自分の楽器と、使用するジャンルにあわせて選んでください。必ず、自分の楽器に付けて
試奏しましょう。有名プレイヤーが使っているからといって特殊なモデルに手を出すと、
後で泣きをみることになります。(ソーサのバットをリトルリーグの子が使うとどうなるか)
めやすとして......
 ・自分が現在使っているものと、口径が近いものから選ぶこと。
 ・楽器との相性を考えて、楽器の特性を活かす物を選ぶこと。(イギリス式の「バス」
  系の楽器に極端なドイツ系の半球型カップのマウスピースを合わせるとか、または
  その逆は避けた方が無難)
 ・極端に深い・浅い・重い・(スロートが)太い・細いものを避けること。
 ・口当たりのいいものを。
 ・カタログの「効能書き」は参考程度に。
 ・「息が通る」「でかい音が出る」ことよりも、ピアニシモでどれだけコントロールが
  きくかと言うことの方が大事。
 (シカゴ響Tbのマイケル・マルケイさんが言ってました)
そして、一番大事なことは「マウスピースに頼らない」ことです。

昔、佼成ウインドの小倉さんがバンドジャーナルに書いていたマウスピースのタイプ分け
について、思い出しながら書いてみます。

A:ドイツ系Cカップ(ミラフォン等):リムが大きめでカップが浅い
 音は明るく立ち上がりがよい。ただ音が割れやすいので注意。
B:アメリカンUカップ(Bach等 Gibe系):リムが普通でUカップ
 音は柔らかく豊か。こもった音色にならないよう楽器を鳴らすことを忘れずに。
C:アメリカンVカップ(Conn等 Helleberg系):リムが小さめでVカップ
 音は柔らかで遠くでもまとまった音がする。最初はノイズが出やすいが気を付ければ
 なくなっていく。

カップの大きさと深さについては、私なりに
カップ直径の大きさ:
 大きい直径のカップは奏者側の自由度が増すが、負担が大きくなる。フォルティシモ
 低音は楽になるけれど、ピアニシモ・高音は難しくなる
カップの深さ:
 浅い→明るめ・自由度狭い・負担少ない 深い→柔らかめ・自由度大きい・負担大きい

そのほかにマウスピースの各要素として、スロートボア・バックボア・リム幅・リム形状
・リムバイト・重量・ウェイトバランス、材質とかが挙げられると思いますが、ここら辺
はStorkの「マウスピースの正しい理解」などの参考書とか、Yamaha等各メーカーのSite
やカタログを「参考」にして、自分なりにTry & Errorを重ねるしかないかなと思います。

PerantucciについてはAmerican TypeとGerman Type出してますので、Japan Tuba Centerの
ページを参考にしてください。メール等で相談にのってくれると思います。(香川先生は、
元札幌交響楽団のTuba奏者です。お忙しい方ですので余裕を持って連絡してください。)
また、JTCでは輸送中に小さなキズの付いたマウスピース(演奏に支障はありません)を
送料込みで10,500円とお得な値段で販売してます。(品番は限られますが。)
ttp://www.japantubacenter.com/


Mouthpiece一行Impression... tubacca - 2008/05/01(Thu) 21:18 No.12077  

Mouthpiece一行Impression

Mouthpiece一行Impression(2002/12/31〜2003/1/3)
F管用
Laskey (America)
・30C:太い芯と響き。パワー感はC管用のLaskeyに共通するものがある。
・30F:30Cより響きの部分が多く柔らかめの音。スムーズ。
Miraphone(Germany)
・ F/Es :Laskeyとは毛色の違う、明るく張りのある音。口当たり良し。芯の周りに響き。
Monette (America)
・94F:力強い太い音。BoboとSchilkeの間で、Boboよりの音。口径大きい。
Perantucci(Germany)
・PT-F9:Miraphoneを一回りパワーアップした感じ。口径が小さい。低音は慎重に吹か
 ないとはずしやすい。
・PT-20:柔らかな音色。低音の反応も良い。
・PT-64:F管標準1。明るく輝かしい音。力強い響き。
・PT-65:F管標準2。たっぷりとした響き。力強さ、太い芯。
・PT-67:幅広いゆったりとした音。柔らかい響き。C管にもイイかもしれない。
・PT-70:細めのはっきりとした芯に豊かな響き。
・PT-80:太くて輝かしい音。64に重々しさを加えた感じ。
Schilke(America)
・HellebergUF:太く重く柔らかめの響き。空気がスーッと入っていく感じ。
Tilz(Germany)
・Walter Hilgers 9A:豊かで柔らかな響きの中心に、ドイツ系の芯と張りのある音。
Yamaha(Japan)
・Roger Bobo Solo:とてもはっきりとした立ち上がりと輪郭。直線的な響き。

C管用
V.Bach (America)
・24W:丸い音。リム幅が広いためか少し柔軟性に欠ける。
・24AW Megatone:当たったときの音はいい感じだが、気をつけないと焦点のない音に。
Canadian Brass(America)
・Arnold Jacobs:細めのリムだが口当たりがよい。自分の音が聞こえやすい。ある意味、
 理想のMouthpieceかもしれないが、使う人間の側が理想とほど遠いことを自覚させる。
・Chuck Daellenbach:Jacobsモデルより音が当たりやすい。
Conn (America)
・Helleberg7B:素直なMouthpiece。佼成ウインドの小倉さんのレッスンを受けたときに、
 これを使うよう言われた。
・2:響きの中で高い音の部分が多いような気がする。Super Topというおもりがついて
 いて、これをはめると太めでしまった音になるが、私はつけない方が好み。
Dillon (America)
・M1CB:パワフルだが、もてあましがちになる。大きな口の人にはいいのだと思う。
・H1:スムーズ。パワー感あり。結構好き。
・H2:H1より響きが多い。口径大きめ。
・G2:H1・H2よりも音の輪郭がはっきりする。
Giardinelli(America)
・24AW:高いレベルで中庸。Melodyが吹きたくなる。
・7B:24AWより音に張りがある。
・Warren Deck:上記24AWをふたまわりパワフルにした感じ。Throat Boreがドカーンと
 ぶっとい。振動のセンタ−を意識して吹く必要あり。
Jerome Callet(America)
・Helleberg:高音域でも安定感がある。音域で音質が変化しにくい。手持ちのHelleberg
 と名前が付いたMouthpieceの中で一番大きく重い。
JK(Germany)
・24AW(Crystal):思ったより響きがある。低音域での歯切れが少しつらい。リム幅が広
 めなのと、アクリル樹脂のためか唇の自由度に少し欠ける。
・2A:大きくて深いが、アメリカ製のMouthpieceとは全く違った音の張りと響き。
Laskey(America)
・30H:太い響きの中に芯がある。リムの内側は角張っているが、SchilkeのHellebergU
 よりは口当たり良し。Heavy StyleのMouthpieceに近いパワー感の音色はLaskeyに共通。
・30G:音の真の部分が太く、輪郭がはっきりする。
・28H:30Hと同じ傾向があるが、口径が小さい分こっちの方が楽。
・28G:28Hより音に芯が出てくる。30Gより柔らかい感じがするのは、30Gがプラチナ
 メッキのせいだろうか。
Marchinkiewicz
・N1:細めで角張ったリム。Laskey 30Hと28Gの中間的な響き。
Meister Anton(Germany)
・22-3:初めて吹いてみたが思ってたよりイイ。柔らかめの響きと音の張りが気持ちいい。
・22-6:22-3よりもストレートな音。
Minic(America)
・♯4:響きの部分が他のAmerican Mouthpieceより少ない気がするが。芯の部分と響き
 の部分がうまくブレンドしていて魅力的。Laskeyにやや近い印象あり。
Miraphone (Germany)
・C2:大きめで深いMouthpieceなのに、American Mouthpieceとはかなり違って、輪郭の
 はっきりした音。
・C3:C2のCupを少し小さくして、響きをつけたAmerican Mouthpieceよりの音。
・C4:かなり浅い。パリンパリン。C2よりメリハリがはっきり出る。息のコントロール
 がきちんとできずに無理に吹き込むと、即ベチャッという音になる。
・C5:かなり小さく感じる。3Cを小さめにして、少し4Cに振った感じ。
Orfeo(America)
・Deck 3F:パワー感がすごい。高音域でも音が細くならない。これを吹き詰めのバンド
 の曲で使ったら、体がもたないと思う。
Perantucci(Germany)
・PT-38:豊かな低音。口径は大きめで口の支えがしっかりしてる必要がある。
・PT-50Mega:PT-38より口径が小さめ。たっぷりとした響き。口当たり良。音が当てやすく感じる。
・PT-66:小さめのMouthpieceなのでタカをくくってたら、以外にパワフルな感じがした。
・PT-72:まとまった感じの音。最大音量は当然50や88にかなわないが、こっちの方が
 好きな人もいると思う。
・PT-83:音に張り、芯を感じる。低音域でもイイ意味でそれを感じる。
・PT-83new:旧83より口当たりがよい。響きの部分が多い。低音では響きのセンターを
 意識しないでいい加減に吹くと、スッポ抜ける。
・PT-83newMega:上より太く重い音。音の芯の部分が太く感じる。下のFis等で自分が
 イヤだと思っている音を思い知らされる。
・PT-84:輪郭がはっきりした太い音。new83よりコンパクトな音に少し重量感。
・PT-85:84より重量感はないが、はっきりした音で低音を当てやすく感じる。
・PT-88:音の中心がはっきりとして豊かな響き。85より口径が大きく感じない。
・PT-88Mega:音の芯の部分が多くなり、重量感が増す。
・PT-89:84を少しnew83へ振ったような感じ。
Romera Brass(Spain)
・Jon Sass Personal:太い芯とコンパクトな響き。Minicに少し重量感を増したような感じ。
 低音が当てやすい。
Schilke(America)
・Helleberg S-H:響きが豊か。Jacobsより口径が小さく感じる。低音域少しムズイ。
・HellebergU:S-Hに音の芯を太くさせて2割増しでパワーアップした感じ。リム内側が
 角張っており、ここがどうしても気になる。
・67:HellrebergUの音の芯が強調された感じ。響きが少なめになる。
・69U:口当たりよくHellrebergUより音が少しだけ柔らかい。パワー感はほぼ同等。
・69c4:(MiraphoneC2+C4)÷2×重量感1.5 という感じ。
Stork (America)
・Warren Deck:リムの感じがいい。ズーンという感じで、いわゆる「オルガントーン」
 が好きな人にはたまらないだろう。これもThroat Boreがメチャ太い。
・WD24AW:上と似た傾向だが、芯の部分が多くなり輪郭もよりはっきりする。
Thein(Germany)
・RCML:太くて張りのある音。ほかのメーカーとは何と言っていいのかわからないが、
 鳴り方の傾向が違う用に感じる。
・RCMF:上の傾向をさらに押し進めたような感じ。よく言えば「ヘルデン・テノール」
 悪く言えばバリバリとした音。ワルキューレをさらってるとこれで吹きたくなる。
Tilz(Germany)
・M1:すごく深くて響きの部分も多いのだが、ドイツ系の音の張りを強く感じる。
・M25:上記より音の芯・輪郭の部分がはっきり出てくる。小さめなので低音が難しい。
・Walter Hilgers23B:上2つよりもかなり柔らかな音色。

一行Impression後に書いたもの

IsleRiche:THE CHUNK
さて実際に公園の東屋で試し吹きをする。なにか、とんでもない物を手に入れてしまった
ような気がする。楽器全体がビリビリと振動しているのがわかる。これ自体は他のよく
鳴るマウスピースでも起こることだが、吹く音が変わっても楽器が振動する具合があまり
変化しないのである。(OrfeoのDeck3を試してみるとこの逆で、音によって楽器の振動
する部分が大きく変化するように思う。)今までにないほど密度の濃い音がするように思えた。

Stork:Helleberg-Deck
私のお気に入りのGeib-Deckにもう一回り響きを付けたような感じの音で、とってもいい
感じです。

先日のアマオケ大会では金管が倍管でTubaが1本だったのでTHE CHUNKを、9月のフ
ァミリーコンサートでは、響きの少ない小さめ多目的ホールだったので、Helleberg-Deck
を使いました。今度のファミリーコンサートでは響きの多いホールなのでGeib−Deck
を使おうかと思ってます。リハで吹いてみて響きがそれでも多すぎるようであれば、Schilke
のGeib 69にしようかと考えています。

Titanovation(Austria):30D Jon Sass
まず、軽い! TilzやJK、Kellyの樹脂製Mouthpieceまでは行きませんが、持った瞬間「え
っ?」っとびっくりしてしまいました。それから、口当たりがとてもなめらかです。手元
にあったピンクゴールドメッキのモノよりスムーズな感じがします。カップの内側は鏡面
仕上げではなく、うっすらと円芯上に筋が残っています。
一通りウォームアップをして、まずハイトーンの練習。音階をGdurから半音ずつ上げて
いってヘ音記号第4管のオクターブ上のGまでオープンな感じでffが出せます。また、
低音の練習では今までモゴモゴしがちだった音域でもクリアに鳴らせるようです。ロミオ
とジュリエットの下のFが団子にならずに粒が見える感じと言えばわかりやすいでしょ
うか。軽く音の中心を狙えば響いてくれる感じです。音の輪郭というか粒立ちがハッキリ
しており、同じダイナミクス吹いたつもりでも大きく聞こえるかもしれません。吹奏感は
かなり軽くて「吹きごたえ」を求める人には向かないかもしれません。

Giddings & Webster:Alan Baer Signature Orchestral CC
前任者Warren Deck氏のモデルと比べてカップが浅くてスロートボアも細い(というか普
通)という印象を受けますね。パワーよりもコントロール重視なMouthpieceなのかなと
いう感じがします。
(もっとも、Alan Baer氏の写真を見るとパワーは売るほど余ってそうな気もしますが。)

Kelly:Kellyburg
フォルティッシモ以上でなければ充分使えますし、ピアノで怖いところはかなり楽ですね。
(チャイコの「ロミオとジュリエット」での"H"なんか特に)R.シュトラウスの13管楽器
でコントラの代わりにtubaを使うときにも具合が良いのではと思っています。

最近C管に使っているMouthpieceがHeavy-Wallタイプでやや口径が大きめのものに偏っ
ていたのを師匠に指摘されまして、肉薄の口径が小さめで反応の早いものへ切り替えよう
と検討しております。
この夏注文中のMouthpieceはそういう系統のものです。
Canadian Brass:Arnold Jacobs Solo  Dillon :PS02  JK:FC(Floyd Cooley)Helleberg
Giddings & Webster:Alan Baer Signature F(Titanium)・Alan Baer Signature Orchestral CC
(Titanium) Warburton:Jake 1s


こんなことを聞くのはなん... 投稿者:つんつん・k 投稿日:2008/04/28(Mon) 21:32 No.12051  
私は中3です。
1年生が入部して、チューバのいいところを紹介したいので、
ぜひチューバのいいところを教えてください。


Re: こんなことを聞くのは... 2k - 2008/04/28(Mon) 21:44 No.12052  

つんつん・kさんはいつからチューバを吹いていますか?


Re: こんなことを聞くのは... 白くまおじさん - 2008/04/28(Mon) 22:19 No.12053  

そんなのいろいろあるんじゃない?

カッコいいとか、デカいとか、キラキラ光ってキレイとか、音がいいとか…ね。

私の楽器の場合…5番ロータリーの抜差し管が飛び出ているところがカッコいいよ。


Re: こんなことを聞くのは... k・つんつん - 2008/04/29(Tue) 10:07 No.12054  

私は中学1年からチューバを吹いています。
何もわからない1年生にチューバの魅力を教えるのは、難しくて・・・。


Re: こんなことを聞くのは...  - 2008/04/29(Tue) 14:26 No.12058  

高校でもチューバ続けました。暁です。
パソコンを開くことも出来ないほど忙しい毎日ですが、祝日を利用してお伝えするだけお伝えしておこうと思いまして。
なんとか頑張っています。

k・つんつんさん
どれだけチューバの良さを熱弁したところで、何も分からない一年生にとっては所詮「ふーん」「へぇー」程度ですよ。
チューバの魅力を完璧に伝えたいようですが、そこまで理解してもらおうとするのが無理な話です。
説明なんて大体でいいんですよ。
それよりチューバの音とかを実際に聞かせてあげるほうがイメージとして感じやすいでしょうし、印象に残りやすいと思います。
僕は(もう一年前の話ですが)「A whole new world」のサビを立って吹いてみせましたが、なかなかウケが良かったですよ(笑)
チューバだけでなく、ディズニーやジブリの名曲のサビシリーズで各楽器が吹いて見せ合うのもいいんじゃないかと思います。
それでも第一希望にチューバと書いてくれる子は一人もいませんでしたけどね・・・(笑)


チューニング管の調節 投稿者:かおご 投稿日:2008/04/25(Fri) 22:00 No.12045  

 こんばんは!
 チューニングしていてもB♭の音が合わなくて、チューニング管を調節して音程って変わります・・・よね?
で、そのチューニング管って音が高かったら短くするとかなんでしょうか?調整の仕方がわからなくて・・・
本当に初歩的な質問でごめんなさい。


Re: チューニング管の調節 2k - 2008/04/25(Fri) 23:18 No.12046  

トランペットとチューバ、どちらが管が長い?
トランペットとチューバ、どちらが音が低い?


Re: チューニング管の調節 さと - 2008/04/26(Sat) 00:28 No.12048  

まず音が合っている状態を耳で判断できますか?

はい!判断できる⇒クラブ内の先輩に聞きましょう。
いいえ、できません⇒二人の先輩に音が合っている状態と合わない状態の両方を吹いてもらって、その違いを判断してみましょう。
先輩に頼むのが、イヤなら2台のチューナーを使って遊んでみても良いでしょう。


無題 投稿者:ハマー 投稿日:2008/04/23(Wed) 21:21 No.12043  
はじめまして!
突然ですが、福楽やJ.マイケルの楽器の
吹き心地ってどうなんでしょうか?
かなり安いので、普通に吹けるんだったら
買おうかなと思っているんですが・・・


Re: 無題 さと - 2008/04/26(Sat) 00:24 No.12047  

福楽は吹いたことがあります。
ロータリー・タイプは吹きやすく、バランスも良い楽器です。
音程も悪くはありません。ただし価格相応の楽器です。
初〜中級者向きといえるでしょう。個人所有の場合、実力がついてきた頃にはストレスを感じるでしょう。
フロント・ピストンは、ロータリー・タイプよりも吹き難く、個人所有では薦められません。店員さんも同意見。

Jマイケルも価格相応の楽器です。初心者または遊びで吹くに
は良いかもしれませんが、たぶんすぐに不満に陥ることでしょう。
割り切って使うのであれば、購入するのも良いかもしれませんが・・・。


無題 投稿者:イチゴ 投稿日:2008/04/13(Sun) 12:29 No.12021  
チューバの演奏者で有名な人って誰だかわかりますか??
良かったら教えて下さい!


Re: 無題 でんご - 2008/04/13(Sun) 16:15 No.12022  

有名な人の名前からよりも、好きな演奏、感動した演奏を聴いた時に、
「この演奏、チューバは、誰が演奏してるんだ?」
から誰だかを知っていく方が自然だとは思いますけれど。

知りたいなら。↓
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90#.E8.91.97.E5.90.8D.E3.81.AA.E3.83.81.E3.83.A5.E3.83.BC.E3.83.90.E5.A5.8F.E8.80.85


Re: 無題 ドラ - 2008/04/13(Sun) 23:19 No.12025  

ロジャーボボとかかな



Re: 無題 あこがれの人 - 2008/04/14(Mon) 21:13 No.12027  

ボーズヴィック氏。あの人は頭がおかしい。


Re: 無題 ドラ - 2008/04/24(Thu) 22:58 No.12044  

エイスティン・ボーズウィック
ぼくはいいと思います。
やはり有名なだけはあるなと感じます

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NO: PASS:

- KENT & MakiMaki -