・リズム感

チューバは他の楽器と異なり、タイミングを早めにリズムを取らないと合いません。 この理由には様々な説や迷信が飛び交っており、詳しくは分かりません。 ただこの特異な特性を使いこなすには、誰か他の人に自分の音を聞いてもらうしかないでしょう。 合奏中に指揮者から「チューバ、タイミングが遅い!」と、言われたことはありませんか? 自分では正確に吹いているつもりでも、指揮台では遅く聞こえるのです。(本当にわずかな遅れです) これはその「タイムラグ」を体で覚えるしかありません。

私はこれの対策として、「音のタイミングを耳で取る」ことに注意しています。 自分が楽器に息を送り込む瞬間でタイミングを取ると、明らかに遅れます。 耳で自分の音を聞くことは、このようにリズムを取るだけでなく、前述の音質等にも関連してきます。

自分の音を聴き、観察することは非常に重要なわけです。


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