・本番(演奏会、コンクール)がない時期

本番がない時期、大抵のバンドは個人練習やパート練習をしているのではないでしょうか。 上達するのにこの時期を逃すわけにはいきません! 本番がない時期になるとだらけてしまう人もいるでしょうが、ぜひ頑張って練習に励みましょう。


さて、私はこのように自分の練習時間があるときには

1、アンブッシュアの確認
2、音質のチェックそして改善
3、苦手分野の克服

をしています。

1は重要です。何と言っても、これから個人練習をしていく上で、 悪い癖のついたアンブッシュアのままでは、練習をしても全く成果が得られません。 それどころか、口に無理な負担をかけてしまい、逆に調子を崩す場合さえあります。 本番前後は不規則な練習が続いたりして、アンブッシュアがいつもと異なっている可能性が高いのです。 練習前には必ずやっておきたい確認事項です。

そして2ですが、いい音質で練習していないと曲中で使えません。 いかなる状況、譜面、フレーズでも、自分の最高の音で吹けるように心掛けています。 また以前にも書いた「・音量」にも関わりますが、たっぷりとした息を送れるよう 気をつけてもいます。

そして1、2を踏まえた上で3、新しいことに挑戦です。 まずは自分が苦手なところを把握していないと目標が見えません。 苦手分野の発見は、今まで演奏した曲で吹けなかった、 あるいは上手くできなかった個所を探します。 そして「なぜ吹けなかったのか?」を考えてみるのです。 音域が辛かったのか、指が回らなかったのか等、色々見つけられると思います。 そしてそれぞれに見合った練習をしていきます。

こういう時に「教則本」が非常に便利です。 自分の苦手分野を改善してくれる練習曲やフレーズを探し、じっくりと練習しましょう。 一度に全てが上手くなることはありません。 ちゃんと吹けているか、音はしっかりと出ているか、一つずつしっかりと聞いて改善する方が、 一度に全部聞こうとするよりも早く上達できます。

基本的な練習法(スラー、タンギング、運指、音域拡大、シンコペーション等) を押さえている教則本はぜひ持っておきましょう!


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