まず最初に改造する前の楽器の状態について書いておきます。
楽器は1962年製(刻印に62****とあるため、1962年製ではないかと楽器屋さんは言ってました。)
なのに、とても38年前のものとは思えないほどへこみが少ない!
しかし演奏する際に肌が接触する部分はラッカーが剥げており、酸化が進んで赤茶けています。 致命的な故障箇所として、ピストンのガイド(プラスチック製)が磨耗し、 ピストンを押すとクルクル回ってしまうため、音が出ない…。 そこで私が以前楽器を購入したG楽器さんを訪ねましたが、今やニッカンのパーツのストックがないとのこと。 パーツ複製という方法もありますが、形状が複雑で細かいために断念。 結局今後の事も考え、ピストンのガイド機構を改造してもらうことになりました。 そしてピストンの修理が完了してから試奏、今後の改造法を検討しました。 |
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・ニッカン縦バス改造記
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