◎修理完了

さて分解、ヘコ出し、研磨と、10日近く費やしたニッカンE♭バスの修理もいよいよ完了です。


前面

背面

修理前の前面

修理前の背面

最初とは比べ物にならないほど綺麗になりました。 最後はピカール金属磨(日本磨料株式会社)で磨き、 その後さらに細かいwenol(輸入販売元:(株)トーキョーシルバーズ)で磨きました。

ラッカーも剥がさず、磨かないでそのまま使用しているニッカンB♭バスと比較写真を撮ってみました。




思わずニッカンB♭バスも磨きたくなってしまいましたが、 これはまだまだ時代を感じさせる色のままで使用したいと思います。


さて、遠くから見れば綺麗なのですが、 細部を見れば修理技術の未熟さがあちこちに残ってしまいました。


盛りすぎたハンダ

はみ出したハンダ

加熱しすぎて銅が析出、赤色になってます

?ぴったりはまってない??

最後の(上の4枚の中で右下の)写真を見れば分かるように、実は最もヘコ出しに苦労した部分、 ここが元通りの位置にはまらなかったのです。 ヘコ出しの難しさを痛感しました。 さらに写真には写ってませんが、実は譜面を取り付ける金具を紛失。 演奏に支障はないのですが、今度しっかりと捜索しないと…。 何はともあれ、修理完了!

そう、あくまで「修理」完了です。 本当の計画はここから始まるのです。


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ニッカン縦バス改造記その2
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