ベルクランツはミラフォン等のチューバによく付けられている、「ベルの外周に付けられた金属の帯」
のことです。
飯倉君は「日本語訳すると『響き止め』の意味」と言ってました。
「これでは響かない楽器になってしまうのではないか?」と思われる方もいるでしょう。
しかし、実際にベルクランツが付いている楽器を吹いてみると、
それは響きを無くすというより「余分な振動をカットする」効果があるようです。
結論から言うと、この改造によって 「大音量で吹いても音が割れにくくなった」 のです。 私はこの原因として、 「音量を大きくすると、ベルの外周からノイズが発生するのではないか」 と考えました。 つまり「ノイズをベルクランツで抑える事によって、音量の幅が広くなった」 のではないでしょうか。
ただ欠点として、 まとめてみると、
ベルクランツを付けた事によって「ノイズが発生するような振動を抑えた」
ということになるでしょう。
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